日本ライト・フライ級王座決定戦、WBC同級8位家住勝彦(レイスポーツ)対日本同級1位黒田雅之(川崎新田)の10回戦は16日、女子の東洋太平洋フライ級タイトルマッチとともに後楽園ホールで行われ、上り坂にある黒田がベテランの家住を8ラウンドTKOに破って新チャンピオンになった。
保持していた東洋太平洋ライト・フライ級王座を昨年6月に失った家住が、日本同級に目標を変えて臨んだ一戦。対する黒田は元東洋太平洋バンタム級チャンピオン新田渉世・川崎新田ジム会長が手塩にかけたホープ。試合は若い黒田がスタートからチャンピオンに挑戦意志をぶつけ、手数で優勢に試合を進め、4ラウンドには家住の顔面が腫れ上がり、優劣の差が出た。後半、そんな家住が猛反撃して試合を面白くしたが、8ラウンドに黒田が痛烈右ストレートを決めてレフェリーストップのTKO勝ち。「ここからがスタート。日本チャンピオンでは注目度が低い。世界チャンピオンを目指します」と威勢がよかった。 =AS=
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