2011年5月1日日曜日
テーパリッ新王者に-WBA暫定S・フライ級戦
1日タイのペッチャブリー県で行われたWBA暫定S・フライ級タイトルマッチは、挑戦者でWBOアジアパシフィック、PABA2冠王者のテーパリッ・シンワンチャーが114-113、114-113、117-111のユナニマスデシジョンで暫定王者ドリアン・フランシスコ(比)に判定勝ちし、新たに暫定王者となった。
フィリピン人2選手をスパーリングパートナーとしてドリアンへの対策を整えていたテーパリッはヒット・アンド・アウェーと要所の速攻で3回にダウンを奪うなど終始ドリアンをリード。ドリアンは得意のフックが不発で、執拗なアッパーカットでテーパリッにダメージを与えたものの王座を得た時とは打って変わった消極的なファイトとなってしまった。
新王者となったテーパリッは「ドリアンのパンチは重く、特にアッパーカットでは鼻までやられてしまった。しかし6ラウンドには自分の勝利を確信できました」。王座を守れなかったドリアンは「昨夜泊まったホテルの脇でお祝いの花火などがうるさく寝れたのが深夜12時で寝不足。1ポイント差負けの採点は納得できるが117-111は納得できない」と語っている。
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