2日、後楽園ホールの三迫一門会のセミファイナル8回戦で波乱。日本ミニマム級2位の鬼ヶ島竜(三谷大和)がノーランクの中釜兵武(白井・具志堅S)に最終回1分24秒TKO負けを喫した。
鬼ヶ島は初回から距離をつめて攻めるもスピード、身体の振りに欠け、ブロッキングのみのディフェンスで被弾が多い。それでも序盤は強い圧力で中釜を追い込んだが、中盤から中釜が距離をコントロールして右ストレート、左フックで挽回、ペースを引き寄せた。打ち合いになった試合は最終回、劣勢の鬼ヶ島が攻勢に転じるもダメージをためていた鬼ヶ島は中釜の反撃にダウン。主審はノーカウントで試合をストップし、鬼ヶ島はタンカで運ばれた。中釜は一年半ぶりのリングで、試合決定から二週間も経っていないピンチヒッターだったが「一月から練習を始めて一日二回走った。誰が相手でも準備はできていた。これからです」といい再出発を切っている。
メインは阿部隆臣(新日本大宮)が鳥海純平(T&T)の反撃をかわして判定勝ちしている。
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