2011年5月16日月曜日
明日WBA女子世界S・フライ級戦-ツナミ、ペットサイルーンとも計量パス
試合を明日に控えたWBA女子世界S・フライ級タイトルマッチの計量が16日午後2時から行われ、王者・天海ツナミ(ヤマキ)が51.7㌔、挑戦者ペットサイルーン・ルークサイコンディン(タイ)が50.9㌔でパスした。
計量に先立った会見で王者は「いまこの状況でツナミという名前はすごく大きい……人前に出るのもちょっと……」と言ってあふれ出た涙で言葉を詰まらせた。ツナミの言葉を引取った山木敏弘会長は「本人には葛藤があった。しかし2人で話し合って、誰かが警鐘を発信することは悪いことではないと6年半使い続けてきたこのリングネームでいこうということになりました」と改めて説明した。挑戦者のペットサイルーンも「今回の震災はアジアの国々も追悼の気持を表している。自分もいい試合を見せることでこのチャリティーマッチに貢献したい」と語っている。
両者は昨日のメディカルチェックで顔を合わせているが、お互いの印象を「タフな感じがした。自分も7人兄弟だが、15人と聞いて環境的にもタフだと思いました」とツナミ。ペットサイルーンは「チャンピオンらしく大きく思えた。でも戦うだけ。一生懸命やります。番狂わせでタイトルを持ち帰ったらゴメンなさい」と抱負も交えて語っている。グローブは独アディダス社の8オンスでともに青を使う。
審判構成は以下の通り
レフェリー/ファーリン・マーシュ(ニュージーランド)
ジャッジ/ジル・ロビエル・コー(フィリピン)、マイケル・リー(韓国)シルベストレ・アバインザ(フィリピン)
立会人/アラン・キム
試合は後楽園ホールで午後6時から第一試合開始。
※写真/計量をパスしたツナミ(右)とペットサイルーン。王者の親友、天空ツバサ(左)もリング復帰
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