2011年4月2日土曜日

王者粟生が公開練習

神戸のトリプル戦でウンベルト・グティエレス(メキシコ)を迎える世界スーパー・フェザー級チャンピオン粟生隆寛(帝拳)が2日、ジムで公開練習を行った。
「今回はチャンピオンとして意識して臨みたい」。フェザー級時代に失敗した初防衛の成功を期す粟生は、王者の自信をアピールする。「目に見えてパワーアップしている」(浜田剛史代表)「フィジカルが強くなり、技術面も上積みされた。全体的に強くなっている」(田中繊大トレーナー)と、2階級制覇を果たしてさらに進歩は顕著だという。
3ラウンドのスパー、ミットではパンチのコンパクトさに加え、力強さもみてとれた。「自分の距離を保ちつつプレスをかけて、右を使いたい」とチャンピオン。当日は三王者のトップバッターを務めるが「自分が目立てる試合をして盛り上げたい。僕のデキでお客さんのノリもかわってくる」。タイベルト戦では攻撃的なスタイルを披露した粟生。今度はどのようなボクシングを見せてくれるか−−。

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