2011年4月17日日曜日
「マルティネスとぜひやりたい」石田帰国会見
9日米国ラスベガスでカークランドに初回KO勝ちをおさめた石田順裕が16日に帰国。17日に大阪市内のグリーンツダジムで会見を行った。
27勝24KOの無敗ホープを3度ダウンさせ、現地で大番狂わせと騒がれた一戦。石田は「カークランドは相手をロープに詰めて戦いたいタイプなので、リング中央で戦おうとした。逆ワンツーもよかった」と会心の勝利を振り返った。WBCミドル級ダイヤモンド王者マルティネスの対戦候補の1人にも挙げられており「オファーがあったのは本当らしいし、ぜひやりたい。アメリカでビッグマッチをしたい」とやる気満々だ。「1ラウンドKOといっても次がしょうもない試合になったら同じ。ダメージもないし、あんまり休んでいられない」と早くも次を見すえていた。
石田は敵地メキシコでWBA・S・ウェルター級暫定王座を失った後、今年1月に金沢ジムとの契約を解除。現在はグリーンツダジムへの移籍を申請中という。本石昌也グリーンツダジム・マネジャーは「金沢(英雄)会長も『応援させていただく』と言っていただいた。近々、正式に発表できると思う」と語った。今回のカークランド戦はメキシコのカネロ・プロモーションとの契約により実現したもので、石田によるとカネロ・プロとはあと2試合分の契約が残っているという。
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