WBC世界ウェルター級チャンピオン、アンドレ・ベルト(米)まさかの王座転落……。16日アトランティックシティで行った6度目の防衛戦で同級5位ビクター・オルティス(米)とダウン応酬の末3-0判定負けを喫したのだ。
初回オルティスは2度ダウンを奪うも、最初はスリップと判定された。2回は逆にベルトの右でカウント。これはオルティスがバランスを崩した時にパンチが当たったもので、ダメージはあまりない。6回はベルトが右強打で倒し、追撃したところにオルティスが左フックを決めると、今度はベルトがダウン。その後もオルティスが優勢裡に試合を進めた。10回には後頭部をたたいたとしてオルティスに減点1。それでも、判定は3-0でオルティスの勝ちだった。スコアは114-112、114-111、115-110。
新王者オルティス(24)はゴールデンボーイ・プロモーションズ契約下の期待の選手。S・ライトではマイダナに挑んで逆転負けしたが、ウェルター級に上げて今回の2度目の挑戦を実らせ、安泰王者ベルトを攻略する殊勲をあげた。戦績はこれで29勝22KO2敗。
ベルト(27)は29戦目の今回が初黒星(28勝21KO)
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