19日ドイツ・ケルンのランクレス・アレーナで挙行されたWBC世界ヘビー級タイトルマッチは、王者ビタリ・クリチコ(ウクライナ)が1位オドラニエル・ソリス(キューバ)に初回3分00秒KO勝ち。6度目の王座防衛に成功した。
開始からクリチコが左リードを突いてプレス。指名挑戦者ソリスは動きながら右を狙っていく。しかし初回終了間際、ソリスの右を外した王者の右フック強打がヒット。ブロックが間に合わず側頭部に食らったソリスはぐらついて倒れた。立ち上がったものの足元が定まらず試合終了。元アマ世界選手権優勝、アテネ五輪S・ヘビー級を制したソリスだったが、プロで初の世界タイトルマッチの舞台はあっけなく終わった。敗者はヒザを痛めたのがストップの理由と主張している。
クリチコの戦績は42勝39KO2敗。ソリスは初黒星(17勝12KO)。
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