2011年3月20日日曜日

山口、比国で判定勝ち


 JBCに引退届を出し海外リングで活動する山口賢一が19日、比国セブ島で地元のマージョン・ヤップと対戦し、8回3-0判定勝ちした。
 WBOアジアパシフィックS・バンタム級暫定王者として紹介された山口は久々の試合(1年3ヵ月ぶり)で動きが硬く、ヤップに左ジャブ、フックを好打されるスタート。しかし5回から攻勢を強め、有効打こそ少ないものの相手を後退させる。終盤7、8回は手数でヤップを圧倒した。結局、試合全般を通じて攻勢をとり続けた山口が76-75、77-74(2者)の採点で支持された。
 この日はほかに、世界ランカーのA・J・バナルがフランシス・ミェユショ(タンザニア)を3度倒して2回KO勝ち。WBOアジアパシフック・バンタム級王座を防衛。またIBFフライ級3位ミラン・メリンドはロセンド・ベガ(メキシコ)を初回右アッパーで2度倒しTKO勝ちした。

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