ムンローは復帰、アギーレは引退――日本のリングに上がった2人のボクサーの進退が明らかになっている。昨年10月日本で西岡利晃のWBC世界S・バンタム級王座に挑んで健闘したものの大差判定で完敗したレンドール・ムンロー(英国・30)は、4月9日にカムバック戦が決まった。イギリスのホートン=ル=スプリングスで、相手は未定だが、8回戦を予定している。西岡戦直後にも現役継続を表明していたが、正式に決まった再起戦に勝った上で、一度手放した欧州タイトルの奪還を目指すことになるとみられる。
一方、3度日本で防衛戦を行った元WBC世界ミニマム級王者ホセ・アントニオ・アギーレ(メキシコ・35)は、16年の現役生活(2年のブランクあり)にピリオドを打ち引退することを表明した。
日本でウルフ時光(01年)、星野敬太郎(03年)を撃退するなど8度世界王座を守った安泰チャンピオンで、風貌から「ジャガー」ニックネームがあった。しかし04年にイーグル京和(角海老宝石)に判定負けし無冠となる。最近10戦は2勝8敗と散々な成績で、2月に同じメキシコ人のヒルベルト・ケブ=バースのWBC王座に挑んで9回TKO負けを喫したのが最終戦。トータル戦績は、35勝21KO10敗1分。
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