2011年2月28日月曜日
元王者坂田さんが稲城市議選にチャレンジ
これはびっくり、1月に引退表明した元WBA世界フライ級王者・坂田健史さん(31)が、住まいのある東京都稲城市の市議会議員選挙に出馬する――27日午後地元後援会引退記念パーティーを前に記者会見を開き、4月に予定される選挙に立候補宣言したもの。無所属で出るという。=写真=
坂田さんは広島出身だが、志江夫人の地元稲城市には6年以上住み続け、今はすっかり地元のヒーローとして受け入れられている。坂田さん自身はこれまで特に政治好きというわけではなかったが、「何度も挫折した自分を応援し続けてくれた稲城のみなさんに恩返しがしたい」という思いから、2月に入って立候補を決意したという。稲城市議会議員選挙は4月24日に投開票を予定している。
ボクサーの政界進出といえば、現役選手ながらフィリピンの国会議員選挙に当選したマニー・パッキアオが有名だが、「それも少しはアタマにあったかもしれません」と坂田さんは正直だ。この日のパーティーでは、出席した約150名の後援者を前に挨拶した坂田さんは、何度も挫折を経験した時も暖かく見守ってくれた後援者に感謝を表し、時に胸を詰まらせてスピーチが止まるシーンもあった。
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