初の大ピンチにも内山の王座揺るがず--31日夜東京・有明コロシアムで行われたダブル世界タイトルマッチのメインカードに登場したWBAS・フェザー級王者内山高志(ワタナベ)は、同級4位・三浦隆司(横浜光)の強打にダウンを喫しヒヤリとさせたが、その後も落ち着いて試合を運んだ。善戦の三浦も徐々に右目が腫れふさがり、8回終了後視力を失ったとして棄権を申し入れ、内山のTKO勝ちとなった。これで内山は王座獲得戦と3度の防衛戦をすべてKO勝利でこなし、デビュー以来の不敗記録を17戦全勝14KOと伸ばした。
3回、左ストレートを直撃されキャンバスに横転したのはチャンピオンだった。3度目の防衛戦で初めて迎えたピンチ。だが内山はこれに少しも動揺することなく、立ち上がるとその後も冷静にジャブを的確に突いてポイントを上げた。これが三浦の右目を腫れふさがらせ、棄権勝ちに繋がった。8回までのスコアは、原田武夫と浅尾和信両ジャッジが78-73、ラファエル・ラモス(米)が77-74といずれも内山がリードしていた。
それでも試合後内山はスカッとしたKOではないため「プロでもっとも苦戦した試合」と素直に相手の強さを認め、「帰ってビデオを見直し、チェックします」と反省も忘れない。一方敗れた三浦は「ダウンさせた時も勝てるとは思わなかった。内山さんはうまかった」とチャンピオンの強さに脱帽していた。
3回、左ストレートを直撃されキャンバスに横転したのはチャンピオンだった。3度目の防衛戦で初めて迎えたピンチ。だが内山はこれに少しも動揺することなく、立ち上がるとその後も冷静にジャブを的確に突いてポイントを上げた。これが三浦の右目を腫れふさがらせ、棄権勝ちに繋がった。8回までのスコアは、原田武夫と浅尾和信両ジャッジが78-73、ラファエル・ラモス(米)が77-74といずれも内山がリードしていた。
それでも試合後内山はスカッとしたKOではないため「プロでもっとも苦戦した試合」と素直に相手の強さを認め、「帰ってビデオを見直し、チェックします」と反省も忘れない。一方敗れた三浦は「ダウンさせた時も勝てるとは思わなかった。内山さんはうまかった」とチャンピオンの強さに脱帽していた。
※写真は最後の回となった8ラウンド、内山の左フックが三浦の腫れた顔を襲う
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