WBOフライ級王座を16度守った名王者オマール・ナルバエス(アルゼンチン)が、2階級目のベルト、WBO世界J・バンタム級(S・フライ級)王座の初防衛を果たした。ナルバエスは12日(現地時間)ブエノスアイレスで、挑戦者のWBC4位ビクトル・サレタ(メキシコ)を大差の3-0判定勝利を飾った。
身長、リーチで大きく上回るサレタに対し、サウスポーのナルバエスはコンパクトな振りから的確なパンチをヒット。ディフェンス勘のよさでメキシカンの左右を巧妙にかわす王者が楽々ポイントアウト。ダメージ的には9回に左カウンターで一瞬グラつかせたにとどまったが、終盤も連打の雨を降らせて締めくくった。
公式スコアは119-108、120-107が2者と大差でナルバエスの防衛を支持した。
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