ボクシング界年明け恒例の催し、2010年度年間優秀選手表彰式が26日昼、東京ドームホテルで催され、プロとアマで各賞に選ばれた選手たちが晴れ舞台で表彰を受けた(日本ボクシングコミッション、日本プロボクシング協会、日本アマチュアボクシング連盟、東京運動記者クラブ・ボクシング分科会の共催)。
念願のMVP初受賞となった西岡は、家族を伴って会場入り。授賞式の後、今年の抱負を聞かれると、「去年より強くなること。防衛戦を含めて、統一チャンピオンになりたいと思っています」。会場の巨大スクリーンに「ニシオカに挑戦したい」というバンタム級王者フェルナンド・モンティエルのコメントが流されたが、「いつきてもらっても結構です」と西岡はやる気満々。
アマチュアの部で4年ぶり2度目のMVPを手にした須佐勝明は、同僚の清水聡(技能賞)とともに自衛隊の制服姿で授賞式に臨んだ。「9月の世界選手権でオリンピックの出場枠を手にし、またこの場に立てるよう頑張ります」とこちらも意欲的なコメントを残した。
この日受賞者で欠席は、殊勲&KO賞の内山高志と、敢闘賞の亀田興毅。内山は31日に3度目の防衛戦を控えており、亀田は受賞が決まる前に他の予定を入れていたためという。いずれもジム会長が代理で表彰を受けた。写真上はMVPに輝いた3選手、左からアマの須佐、プロの西岡、プロ女子の富樫。下はこの日表彰を受けたプロ・アマの受賞者たち。
◇プロの部
最優秀選手賞 西岡利晃(帝拳)
技能賞 長谷川穂積(真正)
殊勲賞 内山高志(ワタナベ)
敢闘賞 粟生隆寛(帝拳)
亀田興毅(亀田)
努力賞 李 冽理(横浜光)
KO賞 内山高志(ワタナベ)
新鋭賞 亀海喜寛(帝拳)
宮崎 亮(井岡)
年間最高試合賞
長谷川穂積-F・モンティエル戦(4月30日・東京)
(帝拳プロモーションと長谷川が受賞)
◇プロ女子の部
最優秀選手賞 富樫直美(ワタナベ)
年間最高試合賞
富樫直美-イルマ・サンチェス戦(10月2日・メキシコ)
特別賞 菊地奈々子
◇アマチュアの部
最優秀選手賞 須佐勝明(自衛隊体育学校)
優秀選手賞 新本亜也(クリエイティブジャパン)
技能賞 清水 聡(自衛隊体育学校)
敢闘賞 林田 太郎(駒澤大学)
努力賞 山田 崇人(東京農業大学)
新鋭賞 藤田 健児(倉敷高校)
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