日本プロボクシング協会(JPBA=大橋秀行会長)は23日静岡・熱海で総会・理事会を開き、懸案のIBF・WBO問題等を協議した。
その結果、日本が現在加盟しているWBAとWBC以外のタイトル認定団体(IBFとWBO)に関しては、WBAとWBCのチャンピオンが統一戦を行う場合についてのみ認めるよう日本ボクシングコミッションに要請することを全員一致で決定した。ただし、これ以外の選手がIBFやWBOのタイトルに挑戦することは認めないとしている。4月の長谷川穂積-F・モンティエル戦のような統一戦はOKだが、来年1月に高山勝成が南アフリカで計画しているIBF世界ミニ・フライ級挑戦は、協会としては関知も関与もしないということ。日本がIBFやWBOに加盟するかどうかについては、踏み込んだ議論をしていない。
同じく、WBCの認定している「ユース・タイトル戦」は、現在日本国内では認定していないが、これを認めるかどうかについても協議。「挑戦資格が不明朗」との反対もあったものの、「前向きに検討する」(北澤鈴春事務局長の話)ことになったという。各地域の協会で協議の上、改めて全日本の理事会にはかる。
またこの日の理事会では、現在「ミニマム級」といわれている最軽量級について、以前の呼称である「ストロー級」に戻すようJBCに要請することも決めた。WBAやWBCにも呼びかけるという。
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