2010年12月22日水曜日

明日ゴング! カサレス×久高


 23日に大阪府立体育会館で開催されるWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦の調印式と前日計量が22日、大阪市内のホテルで行われた。
 王者ウーゴ・カサレス(32=メキシコ)、挑戦者の同級6位・久高寛之(25=仲里ATSUMI)とも計量は1回でクリアした。ウエートはカサレスがリミットの52・1キロ、久高が52・0キロだった。検診でも両者とも医師から問題なしと診断された。カメラマンからリクエストされ、2人がにらみ合うシーンも見られた。
 計量前に行われた調印式では両選手が抱負を語った。まずはカサレスが「久高は若い。我々の方が経験に秀でている」とジャブを放った。これに久高は動じず「勝つためにしっかり準備してきた。階級を上げたことで減量もスムーズにいったし、体調は万全」と落ち着き払った表情だった。
 久高は過去2度の世界挑戦で坂田健史、デンカオセーンに対してともに12回判定負け。一方のカサレスは今年5月に名城信男から判定で王座を奪い、今回が3度目の防衛戦となる。
 試合はWBAルールに従ってスリーノックダウン制。グローブはメキシコ製が使用される。

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