亀田兄弟の後で予備検診を受けたアレクサンデル・ムニョス(ベネズエラ)、シルビオ・オルティーヌ(ルーマニア)も体調に特別な不安点は見当たらなかった。
久々の来日となるムニョスは「100パーセント。調子がいい。再び世界チャンピオンになる」と話した。一度は引退状態にあったムニョスだけに、どこまで往時の強さを取り戻しているのかが注目されているが「(10月の再起戦のあと)タイトル戦が決まろうと決まるまいと練習はしてきた。パンチ力はもっとパワーアップしている」と主張。「(日本人相手の)無敗を守る」と宣言した。
大毅に挑戦するオルティーヌはこの日来日したばかりの強行軍。それでも「(チャンスを)16年間待ってきた。長い間だ。やる気になっている」と落ち着いた受け答え。カメラのストロボを浴びつつ、上半身の筋肉を自慢していた。
興毅-ムニョス、大毅-オルティーヌ両試合の検診結果は以下のとおり。
《WBAバンタム級》
亀田興 ムニョス
身長 166センチ 165.8センチ
頸周 38センチ 37.5センチ
胸囲 99センチ 91センチ
視力 右2.0左1.5 右2.0左1.5
リーチ 168センチ 174センチ
血圧 111/76 120/66
脈拍 43 45
体温 36.4 36.4
《WBAフライ級》
亀田大 オルティーヌ
身長 168.5センチ 158センチ
頚周 38センチ 38センチ
胸囲 83センチ 91センチ
視力 右1.2左1.0 右0.9左0.9
リーチ 164.2センチ 156.8センチ
血圧 120/71 135/85
脈拍 46 60
体温 36.0 36.6
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