2010年12月12日日曜日

モンティエル、無冠戦で楽勝 ドネア戦に気勢

 バンタム級のWBC&WBO統一チャンピオン、フェルナンド・モンティエル(メキシコ)が10日(現地時間)メキシコ・サルティーリョに登場。ノンタイトル10回戦で同国のジョバニ・ソトに2回KO勝ちを飾った。
 モンティエルは当初、同じメキシカンのエデュアルド・ガルシア(日本で名城信男に挑戦)と防衛戦を行う話もあったが、ソトとの無冠戦を選択。オフのバイク事故の後遺症も心配されたモンティエルだが、初回から攻勢をかけダウンを奪う。次の2回、モンティエルは2度倒してフィニッシュした。KOタイムは2分29秒。
 これで来年2月19日、“フィリピーノ・フラッシュ”ノニト・ドネアとの防衛戦が濃厚となったモンティエルは「とても調子がよかった。ソトは勇敢に向かってきたけど、私は勝つ自信があった。ドネア戦に、準備はできている。2月19日、どちらが優れた選手か皆さんに披露します」とビッグマッチに気勢を上げている。
 モンティエルは44勝34KO2敗2分。ソトは29勝24KO12敗1分。

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