亀田兄弟の長兄興毅が12月26日さいたまスポーツアリーナで予定している試合は、空位のWBA世界バンタム級王座決定戦として行うことになり、亀田プロモーションが3日に発表した。相手は日本のリングに再三上がった元WBA世界S・フライ級王者のアレクサンデル・ムニョス(ベネズエラ)。
すでにL・フライ、フライで世界王座についている亀田は、今度勝てば日本人ボクサーとして最多記録の3階級制覇となる。この王座は、正規王者だったアンセルモ・モレノ(パナマ)がスーパーチャンピオンに格上げされることから、空位となるもの。ポンサクレックに敗れWBCフライ級王座を追われた後、WBCは亀田をフライ級3位にランクしているが、WBAでは最近までS・フライ級2位にランクされ、さらにバンタム級2位に抜擢され、決定戦に出場権利を得たという。
ムニョスは過去日本選手と7戦全勝という日本人キラーぶりもみせているが、今年始めには一度引退声明を出し、その後カムバックしている。
26日は弟の大毅がWBA世界フライ級王座防衛戦を予定しており、兄弟出場のダブル世界タイトル戦となる。この日は亀田3兄弟が初めて同じリングに上がる「亀田祭り」として予定されている。
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