2010年12月2日木曜日

亀田興-パーラの決定戦に疑問符 WBAバンタム級

 ウェブサイトの「ファイトニュースFightnews.com」が伝えるところによると、WBAの世界バンタム級2位にランクされた亀田興毅(亀田)が12月に予定しているWBA同級王座決定戦出場の相手に、現在3位にランクされる元WBA世界フライ級王者ロレンソ・パーラ(ベネズエラ)が予定されている。ところが30日に公開で行われた試合25日前の予備計量でパーラが129.82ポンドとリミットを11.82ポンド(約5キロ)もオーバーする体重を計測。規則で許容される範囲を超えているため、WBAはこのまま出場を認めるかどうか決断を迫られている。
 亀田興毅はこの試合で日本人ボクサー未踏の「世界3階級制覇」を狙う計画だが、一方で、パーラの代わりに同じベネズエラ人の元WBA世界S・フライ級王者アレクサンドル・ムニョス(31)の名前も上がっている。過去に2度世界の頂点に立ち、セレス小林、名城信男、本田秀伸らに勝っているムニョスは、2月に引退声明を出していたが、10月に13ヵ月ぶりとなる再起戦で勝ち、現在はWBAの世界5位に入っている。

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