2010年11月21日日曜日

藤田健が高校生チャンピオン MVPは林田 全日本アマ選手権


 第80回全日本アマチュア選手権大会は21日、山口県の上関町民体育館で決勝が行われ、2010年度の各級チャンピオンが決まった。
 MVPに輝いたのはL・フライ級で高校生・井上尚弥(関東・相模原青陵)の挑戦をはね返し3連覇に成功した林田太郎(日連・駒大)。“スーパー高校生”と話題の井上を迎え、林田は右のボディーショットなどで展開をコントロール。12-7でポイント勝ちした。=写真=
 技能賞にはバンタム級を制した成松大介(九州・東農大)が選ばれた。河田千誉(東海・拓大)との決勝戦は文句なしのポイント勝ちだったが「まだ上に清水(聡=アジア大会に出場中)がいます」と貪欲にナンバーワンを目ざしていた。
 高校生ながら全日本チャンピオンになったのがライト級藤田健児(中国・倉敷)。中山翔太(東京・日大)との試合では2回左ストレートでダウンを奪い4-3でポイント勝ち。「まだ夢のようです」と感激のコメントをした藤田は敢闘賞に選ばれた。
 各級決勝の結果は以下のとおり(左が勝者)。
L・フライ級 林田太郎(日連・駒大)ポイント 井上尚弥(関東・相模原青陵)
フライ級 青木貞頼(中国・東農大)ポイント 三須寛幸(日連・拓大)
バンタム級 成松大介(九州・東農大)ポイント 河田千誉(東海・拓大)
ライト級 藤田健児(中国・倉敷)ポイント 中山翔太(東京・日大)
L・ウェルター級 福森雄太(四国・近大)ポイント 越川孝紀(日連・駒大)
ウェルター級 山田崇人(関西・東農大)ポイント 井上岳志(東京・法大)
ミドル級 村田諒太(日連・東洋大職)RSC2回 鳴海友基(東北・拓大)

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