ロペス-マルケス戦のセミで行われたS・ミドル級トーナメント「スーパーシックス」戦。ともに途中参加組のグレン・ジョンソン(米)-アラン・グリーン(米)の対戦は、41歳のベテラン、ジョンソンが8回36秒KO勝ちで、トーナメント初戦ながら準決勝進出を果たした。
元L・ヘビー級王者ジョンソンは、いまだに健在だった。スタートからプレスをかけてグリーンを追い込み、毎ラウンドのようにダメージングブローを叩き込む。グリーンも単発ながら反撃打をリターンするのだが、押し込まれる印象はぬぐえない。徐々にグリーンの戦力を減退させたジョンソンが8回、強打を見舞うと、グリーンはマットに横転。カウント中、何か口走るグリーンは戦意喪失。そのままカウントアウトされた。
ジョンソン(51勝32KO14敗)は次戦で、WBA王者アンドレ・ウォードと対戦する。トーナメント2連敗のグリーンは29勝20KO3敗。
※ 写真はロープにグリーンを詰め右ストレートを決めるジョンソン =PHOTO/SUMIO YAMADA=
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