2010年11月21日日曜日

粟生、タイベルト公開練習


 26日、名古屋で行われるWBCダブル世界タイトルマッチの公式行事がスタート。21日にはS・フェザー級戦に出場する粟生寛隆(帝拳)と王者ビタリ・タイベルト(ドイツ)の公開練習が名古屋のアマチュアジム、チーム・ゼロで行われた。
 午後3時から練習した粟生は、「リラックスしていながらいい緊張感がある。自分から仕掛けるが、バランス重視。相手は何かが突出しているわけではないが、すべてが平均点以上でスキがない。上手い選手なので攻防一体を念頭に練習してきた」と語った。その表情は粟生自身がいうようにリラックスしたもの。減量苦から開放されて「以前は最後シンドくて減量のための練習になっていたが、いまは元気、強くなるための練習ができている」と手応え十分。そして「いま中日ドラゴンズ、名古屋グランパスと優勝してのっている。グランパスは僕の高校時代の先輩・玉田さんが決勝ゴールを決めて縁を感じる。僕も決めます」と抱負を語った。写真は今回の世界戦仕様Tシャツをまとった粟生。バックにこれまでの勝ち星19個の☆がプリントされ、胸にもう一つ。20個目の白星は2階級制覇となる。

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