WBCフェザー級を争う長谷川穂積(真正)は「メキシコの選手は気持ちが強く、(ブルゴスは)若いので、こちらもしっかりと強い気持ちを持って戦う」と簡潔ながらも力強いコメント。一方のブルゴスも「長谷川と戦うことは簡単なことではない」としつつ「長谷川に勝ってこそ、私の評価が上がる」と野心を隠さない。
WBC・S・フェザー級戦は王者ビタリ・タイベルト(ドイツ)のリラックスした表情が印象的だった。席に着いた粟生に握手を求めたり、グローブチェックの際なども終始笑顔を絶やさず、余裕すら感じさせるものだった。「家にいるよう。準備は万端。(粟生は)強く、リングに上がるのが楽しみ。美しい試合をしたい」(タイベルト)。これを受けた粟生だが「美しいのはもちろんですが、見ている人が熱くなる試合をしたい。グリーンのベルトは僕のほうが似合うと思う」と、こちらも負けていない。互いにフレンドリーなムードだったが、本番のリングでは――?
両試合のオフィシャル構成は以下のとおり。いずれも使用グローブは日本製8オンス。なお、ルールミーティングは明日行われることになった。
★WBCフェザー級……レフェリー=ロベルト・ラミレス・ディアス(プエルトリコ)/ジャッジ=ヒューバート・ミン、デュアン・フォード(ともにアメリカ)、ジョエル・スコビー(カナダ)
★WBC・S・フェザー級……レフェリー=ブルース・マクタビッシュ(フィリピン)/ジャッジ=デュアン・フォード(アメリカ)、金在奉(韓国)、ノパラット・スリチャロン(タイ)
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