2010年11月15日月曜日

一番手・川内、明日出撃 アジア大会


 中国の広州で開催されている第16回アジア競技大会、ボクシング競技は明日16日から予選がスタートする。日本からは男子3名(いずれも自衛隊体育学校)、女子2名の計5名が出場しているが、早速初日にリングに上がるのが世界選手権3位入賞歴もあるベテラン、川内将嗣。64kg級でアーミル・カーン(パキスタン)が相手だ。
 18日は52kg級で須佐勝明がレオン・ソンコン(マカオ)と、56kg級で清水聡がチョットラル・ヤダイ(インド)と対戦。女子は、21日に51kg級新本亜也(クリエイティブ・ジャパン)がナンディンツェツェグ・ミアグマルドゥラン(モンゴル)と、60kg級釘宮智子(平成国際大学)がセニヤ・フィリスティーバ(キルギスタン)と対戦する。男子はいきなり優勝候補や強敵との対戦はなく、組み合わせの抽選はまずまずの結果。女子は新本の相手が5月のアジア選手権準優勝者で、この時新本は準々決勝で負けている。リベンジしないことにはメダルはない。
 本国博監督以下日本選手たちは9日に到着以来、選手村に滞在して調整を続けている。試合会場と同じ練習場は仏山の岭南明珠体育館で、滞在先から車で1時間20分もかかることから、1度下見に出かけただけ。毎日の練習は選手村内でやっているという。「調子はみんな上がっている」といい、メダルの期待も高まる。3位入賞まで川内は3回勝たなくてはならないが、他は全員2回勝てばOKだそうだ。もちろん、選手たちにはこれに留まらず、金・銀を狙ってほしいところだ。
 写真は男子の代表、左から清水、須佐、川内の3選手と右端は本監督

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