2010年10月2日土曜日

プーンサワットvs.李 今日ゴング

 WBA世界S・バンタム級タイトルマッチは2日夜後楽園ホールで行われるが、前日行われた計量では、王者プーンサワット・グラティンデーンジム(タイ)がリミット一杯の55.3キロ、挑戦者(14位)李冽理(横浜光)が100グラムアンダーの55.2キロでそれぞれ最後の難関をパスした。
「防衛する自信は100%。面白い試合を見せます」と4度目の防衛に自信満々のチャンピオンに対し、初挑戦の李は、不利の予想を意識して「明日の試合で皆さんの予想を覆す試合を見せたい」と、アプセット(番狂わせ)を予告した。
 尊敬する徳山昌守さんに続く「在日のヒーロー」を目ざす李。勝てば畑山隆則、新井田豊に続く横浜光ジム3人目の世界王者となる。身長で10センチ以上上回るなど体格の利を活かして、プレッシャーのきついプーンサワットのインファイトをどこまで封じることができるかが、試合のかぎとなりそう。 この試合では日本製の8オンスのグローブが使用され、また、レフェリーは浅尾和信氏が務めることになった。日本で行われる世界戦で日本人レフェリーが起用されることは最近では珍しい。テレビ放映は、日本テレビ系の「G+」が午後6時から、前座試合に引き続き放送する。※写真は健闘を誓い合うプーンサワット㊧と李 

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