世界チャンピオンを認定する主要団体は毎年10月から11月にかけてコンベンション(総会)を開く。各団体のスケジュールをお伝えしておくと--。
開催順に、WBO(世界ボクシング機構)は10月25日から29日まで、コロンビアの首都カルタヘナで、23回目となる年次総会を開く。
WBC(世界ボクシング評議会)は10月31日から11月6日の日程で、メキシコのカンクンのホテルを会場に48回目となる総会を開催。ホセ・スライマン会長が率い、現在世界でももっとも大きな組織として知られるWBC、
200百人を超すというマンモス総会だ。
最後は老舗のWBA(世界ボクシング協会)で、こちらは11月23~26日まで、ニカラグアの首都マナグアで開催。今回が実に89回目の総会で、1回目がニューヨークで開かれたのは1921年(大正10年)、まだ世界ではなく米国内の組織(NBA)にすぎなかった。今回は昨年夏に不慮の死を遂げたニカラグアの英雄アレクシス・アルゲリョを追悼する総会になる。ヘビー級王者のデビッド・ヘイや、同級元王者のジョージ・フォアマンらも参加を予定しているという。
なおIBF(国際ボクシング連盟)だけは開催時期が異なり、今年度の総会はすでに3月に終了している。
写真はカンクンで開催するWBCの年次総会の案内
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