2010年10月29日金曜日

内藤の後輩粉川が新王座に OPBF・S・フライ級戦


 河野公平の返上で空位になっていたOPBF(東洋太平洋連盟)S・フライ級王座決定戦が28日後楽園ホールで行われ、同級2位の粉川拓也(宮田)が同1位のダニーロ・ぺーニャ(フィリピン)に6回1分50秒負傷判定勝ちし、新チャンピオンになった。
 この試合で粉川は3回に右フックを決めてダウンを奪うなど優勢裡に試合を進めた。4回にペーニャが右目上をカット。偶然のバッティングによるこの傷が6回に悪化して出血が激しく、続行不能に。主審は試合をストップし、それまでの採点で3-0で優勢だった粉川の判定勝ちとなった。
 粉川は内藤大助と同じ宮田ジム所属。この日も先輩がテレビ解説席で見守る中、ペーニャのラフ攻撃に手を焼きながらも、しっかり勝利をたぐり寄せ、初のチャンピオンベルトを手にした。粉川(25)の戦績はこの勝利で17勝10KO1敗。=写真は初回、ペーニャに右で攻め込む粉川=

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