西岡の最強の刺客がやってきた――。24日東京・両国国技館で行われるWBC世界スーパー・バンタム級タイトルマッチで、チャンピオン西岡利晃(帝拳)に挑戦する同級1位・レンドール・ムンロー(英国・30)が13日午前成田着の航空機で来日した。マイク・シンフィールド・マネジャーら一行5人のチームとして早めの来日は、時差、気候に慣れるため。トレーナー以外にコンディショニングのスタッフまで揃えているのも、打倒西岡の意気込みを示すものだ。
この夏渡英した西岡と会っているムンローは「西岡はナイスガイ、長く世界チャンピオンに留まっていることも尊敬している。私も自分の尊厳をもって、全力でぶつかる――」と、相手を称えながらも自信をアピールした。「戦略的なことは話せないが、勝ってチャンピオンになることは想像できる」とも。
地元ではボクシングの他に廃品回収の仕事も持つムンロー。「働かなくてもいいが、自分が足を地につけて生きていることを確認するため。それに運動にもなるし」と、今も仕事を続ける理由を語っていた。まじめなボクサーとの評判通りだ。
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