2010年10月11日月曜日

ポンサクレック僅差判定でV1 WBC世界フライ級戦

 WBC世界フライ級チャンピオン、ポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)が8日タイのノンガイで同国人のスリヤ・ポー・チョークチャイ(WBC17位)と12回を戦い、3-0ながら僅差の判定勝ちを飾り、3月に亀田興毅に勝って奪還した王座の初防衛に成功した。
 WBCアジア王者のスリヤも互角に近い内容で試合を進め、終盤へ。攻勢だったのは挑戦者だったが、ポンサクレックもベテランらしくカウンターで対抗。10回にはあわやダウンというところまでスリヤを追い込んだ。だが挑戦者も健闘し、11回以降も最後まで手を休めず。
 オフィシャルのスコアは、日本の金谷武明が115-114の1点差とした他、ノッパラット(タイ)115-112、ダグラス(ニュージーランド)114-113と接戦ながらポンサクレックの勝ちとしていた。77勝41KO3敗1分。スリヤは14勝4KO5敗1分。

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