2日のWBA世界S・バンタム級タイトル戦で王者プーンサワットに判定勝ちする大殊勲で新チャンピオンとなった李冽理(28)の一夜明けの記者会見が3日午後行われた。横浜市鶴見区の横浜光ジムに現れた新チャンピオンは、左目に眼帯を当てていた。昨夜の試合の早い回でパンチあるいはバッティングで傷めたという。「試合中に腫れ塞がり視力を失わなかったのは、カットマンとして呼んだルディのおかげ」と、宮川会長がルディ・エルナンデス・トレーナーに感謝した。
試合後は一睡もしていないという新チャンピオン、お祝いの電話やメールが頻繁に届き、「ようやくチャンピオンになったことを実感しています」と笑った。
ポーカーフェイスで戦っていた李だが、「(プーンサワットの)プレッシャーがきつくて、心が折れそうになったこともあった」と意外な告白も。頑張り通した経験を今後に活かしたいと語った。「世界チャンピオンになるという目標は達成したので、今後はチャンピオンとして防衛していくことを新たな目標にして頑張りたい」と、心を新たにしている。
初防衛戦は来年になるが、オプションをタイ側に握られているが、日本で行うことに意欲的だ。兄貴分の徳山昌守さんの通算13度防衛の記録超えを目指すかと聞かれると「無謀です」と言って笑わせた。
0 件のコメント:
コメントを投稿