24日夜、後楽園ホールで行われた東洋太平洋女子ダブルタイトルマッチは、藤岡奈穂子、風神ライカの竹原慎二&畑山隆則ジム・コンビがそろって戴冠した。
メインで行われたライト級決定戦は女子ボクシングのパイオニア、ライカ(34歳)がブロンウィン・ワイリー(ニュージーランド)に10回3-0判定勝ち。JBCが女子ボクシングを解禁して以来、自身初となるベルトを巻いた。積極的に前に出てくるワイリーに対し、序盤を偵察に費やしたライカは4回あたりから攻勢を強め、相手を弱らせていった。右ストレート、左フックのコンビネーションを決め、ボディーも攻めてダウンまであと一歩のところまで追い込んだ。最終的に98-92、99-91(2者)の大差で勝利。
タイのカニタ・ゴーキャットジムとこちらも空位のミニ・フライ級王座を争った藤岡(35歳)は右ストレートを多く当ててリード。タフなカニタの頑張りもあってKOは逃したが、失速することなく98-92(2者)、98-93のスコアでタイトルを奪取した。藤岡の戦績は4勝3KO。
竹原&畑山ジムは加盟3年目で初の王者誕生となった。
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