WBC世界S・フライ級決定戦の検診はこちらも「両選手特に異常はなし」と診断。1位河野公平(ワタナベ)、2位トマス・ロハス(メキシコ)ともに順調な調整を印象づけた。
2年前の名城信男戦以来2度目の世界タイトル戦となる河野は「体ががっちりとしてきた」と、この間のフィジカル面の成長を実感している様子。特にフィジカル・トレーニングのため土居進氏のもとに通い出して以降「腹がちぎれそうになるほど」(河野)の腹筋運動に取り組んだといい、「パンチを打つ時に腹に力が入るようになった」。ロハスの印象については「細長い感じがする。懐が深そうだけど、もっと大きいと思っていた」と語った。「怖さはあまり感じない」と頼もしいコメントも。
一方のロハスも河野に対し「怖さはない。世界戦に向けて燃えている」とやる気満々。河野の映像を見ていないというメキシカンだが、この日の計測数値で上回った身長、リーチを生かして戦うつもりのようだ。「打ち合う時は打ち合うが、基本的にアウトボクシングで」(ロハス)。
両者の検診結果は以下のとおり。
河野 ロハス
身長 166.3センチ 172.5センチ
頚周 37センチ 36センチ
胸囲 91センチ 86センチ
胸厚 20センチ 20.5センチ
視力 右1.5左2.0 右1.0左0.8
リーチ 171センチ 174.5センチ
血圧 116/76 130/78
脈拍 58 43
体温 36.3 36.5
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