2010年9月23日木曜日

大久保判定勝ち 名護3年ぶりの日本で辛勝

 22日後楽園ホールの日本ウェルター級王座決定戦のセミでは前OPBFフライ級王者の大久保雅史(青木)が再起2戦目に臨み、格下の松名瀬元基(畑中)に8回3-0判定勝ちした。脚を使う松名瀬を大久保は右クロス、左フックなどでプレスし続けたがダウンは奪えなかった。もうひとつの8回戦は日本Sライト級ランカーの小池浩太(ワタナベ)がサウスポーの小竹雅元(三迫)に3-0判定勝ち。勘のいい小竹をファイター型の小池がしつこく攻めてポイントを集めた。 またこの日は元日本Sフライ級王者の名護明彦(全日本パブリック)が日本では3年ぶりのリングに立ち、笛木亮(ワールドスポーツ)に6回3-0判定勝ちした。接近戦で左右フックを相手のボディー目がけて繰り出し続けた名護。笛木も必死に応戦したが、ジャッジ全員が58-57で名護の勝利を支持した。2度世界挑戦歴もある名護は、昨年5月米国での6回戦でホセ・ベルトランに判定負けしたのが直近の試合だった。試合4日後には33歳の誕生日を迎える。=写真は笛木と打ち合う名護㊧=

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