10月2日、後楽園ホールで行われるWBA世界S・バンタム級タイトルマッチの予備検診が都内の病院で行われた。 王者プーンサワット・グラティンデーンジム、挑戦者・李冽理の数値は以下の通りだが、目だったのは38度という王者の体温と脈拍数。もっともドクターによれば減量の影響など見受けられず、王者に言わせれば、午前中に40分ほどのランニングと10分のミット打ちをしたからではないか、という。
王者は一昨日の公開練習で発言したとされる「2回でKOする」というコメントを訂正した。「日本の報道を訳してもらって驚いた。僕はそんなことは言っていないし、そんなことを言う人間ではない。挑戦者は十分危険な相手だと警戒しています」(プーンサワット)。 発言を撤回された李は「そんなことを言われても……」と苦笑。初対面で王者にオーラを感じたかと問われると「僕のほうがオーラが出ていたんじゃないですか」とジョーク交じりの応対で、リラックスした様子に調整の順調さを感じさせた。計測では自身が思っていたより身長が1センチ伸びており、体格のアドバンテージを生かして戦いたい、と語っている。
プーンサワット 李
身長 163.6㌢ 173.9㌢
頚周 38㌢ 35.5㌢
胸囲 89.5㌢ 87㌢
胸厚 21㌢ 21.8㌢
視力(右/左)0.7/0.9 0.7/1.0
リーチ 165㌢ 173㌢
ナックル 27/27 27.5/27.8
血圧 122/77 118/76
脈拍 87 63
体温 38度 36.8度
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