2010年9月2日木曜日

井岡、10月に初タイトル戦 日本1位瀬川と

 元世界2階級王者・井岡弘樹氏(井岡ジム会長)のおいで、ライトフライ級世界ランカー(WBC9位、WBA13位)の井岡一翔(21=井岡)が、10月10日に大阪府立体育会館で日本同級1位の瀬川正義(横浜光)と日本王座決定戦を行うことが1日、所属ジムから正式発表された。井岡はプロ6戦目で初のタイトル戦となる。
 ここに至った経緯としては、先月20日に井岡とジム同僚で東洋太平洋&日本の2冠王者・宮崎亮が日本王座を返上。空位となった決定戦に、世界ランカーとして出場権を保持する井岡が登場することになった。井岡は「宮崎が返上してくれたタイトル。絶対に落とせない。ノンタイトルよりモチベーションが高くなる。負けたら世界ランクもなくなるし、勝ちたい」と語った。
 この6戦目での世界初挑戦のプランもあったが、見送られた。井岡の父でプロモーター兼トレーナーの一法氏は「10月に試合をしないと、(7月末の前戦から)間隔が空きすぎるので」と日程面を理由に掲げた。陣営はその後の7戦目として、年末の世界初挑戦を計画。辰吉丈一郎、名城信男が持つ世界王座獲得の国内最短記録(8戦目)更新を目指している。

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