2010年8月6日金曜日

河野のWBC王座決定戦発表-内山とダブル戦に

 調整に手間取っていた河野公平のWBC・S・フライ級王座決定戦出場が正式に決まり、今日発表会見が行なわれた。ビック・ダルチニアン(豪)が名誉チャンピオンへと繰り上がり、空位となった王座を河野と2位トーマス・ロハス(メキシコ)が争う。
 名城戦以来2年ぶりのチャンスを得た河野は、「勝って、いままでの苦しみがこの日のためだったと思えるよう全力を尽くします」と時に涙で言葉を詰まらせながら語った。 プロモーターの渡辺均会長が河野に新しいニックネームをプレゼント。“リトル・ブルドーザー”という名前に河野も「僕にぴったり」と笑顔。この日は河野をサポートしてきた父・豊藏さんも姿を見せ、「公平の一番のポイントはモチベーション。本番に強い。自分の実力のほどはわかっているだろうが、ここまできたらやるしかない。突き抜けて欲しい」とエールを送った。
 これで9月20日さいたまスーパーアリーナの主要カードが決定。内山-ムクリスのWBA・S・フェザー級戦とダブル世界タイトルマッチがメイン。福原力也-グレク・イーディ(豪)のOPBF・S・フェザー級王座決定戦と三垣龍次-金井アキノリの同ライト級戦を加えてタイトルマッチが4試合となった。またフライ級ランカー金城智哉の相手は当初予定のモハメド・ラクマン(インドネシア)からWBO10位のアンキー・アンコタ(インドネシア)に変わった。こちらは6回戦。大阪帝拳ジムからワタナベジムに移籍した國重隆(L・フライ級7位)は沼田慶一(E&Jカシアス)と6回戦。
 チケットは5万円、4万円、3万円、2万円、1万円、6千円。発売日等の問い合わせはワタナベジムまで03-5449-3278
※写真は父とファイティングポーズの河野

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