1日全国高校総体(インターハイ)のボクシング競技は4日目を迎え、沖縄県豊見城市の豊見城高校体育館で8階級の準々決勝32試合が行われた。
注目のL・フライ級は、昨年度の優勝者同士が激突。モスキート級から1階級上げた井上尚弥(神奈川・相模原青陵)がこの階級で2連覇を狙う野邊(のべ)優作(兵庫・西宮香風)と接戦を展開した。1、2ラウンドとやや野邊が押し気味。井上は野邊の堅いガードを崩せない。3ラウンドに盛り返したが、失点を挽回できず、野邊が6-3のポイントで強敵を制した。実力者同士の一戦は期待通りの好試合だった。
バンタム級藤田大和(岡山・倉敷)は佐々木健介(岩手・水沢第一)を2回で、ライト級藤田健児(岡山・倉敷)は家入誠輝(宮崎・日章)を初回でそれぞれRSC勝ちし、兄弟連覇にまた一歩近づいた。明日の準決勝で関東の強豪・伊藤未来也(東京・駿台学園)と対戦する。
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