S・ミドル級トーナメント「スーパー6」の一環として19日(現地時間)米カリフォルニア州オークランドで行われたWBA世界S・ミドル級タイトルマッチは、王者アンドレ・ウォード(米)が挑戦者4位アラン・グリーン(米)に大差の判定勝利を収めた。
戴冠戦となったケスレル戦に続く地元リングとなったウォードが序盤から積極的に仕掛けてペースを掌握。この日のウォードは五輪金メダリストらしからぬ泥臭い接近戦を自ら挑み、グリーンをロープに釘付けにする。ジャーメイン・テイラーの代役としてトーナメント初登場、初の世界戦を戦うグリーンは終始押され気味。決定的なダメージを与えることはできなかったが、ウォードが3ジャッジ一致の120-108で勝ち名乗りを受けた。
初防衛に成功したウォードは、グリーンを除く5選手が2試合消化した時点で、勝ち点4でトップに立った。次戦でウォードは同じテクニシャンのアンドレ・ディーレル(米)と対戦。グリーンはケスレルと戦う予定になっている。=PHOTO/SUMIO YAMADA=
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