2010年5月16日日曜日

ソト地元で初防衛 WBC世界ライト級戦

 WBC世界ライト級王者ウンベルト“ソリータ”ソト(メキシコ)が15日(現地時間)故郷ロスモチスに登場。同国のWBC3位リカルド“ペロン”ドミンゲスに12回判定勝ちで初防衛を果たした。
 ダウンシーンはなし。リングサイドでWBC世界バンタム級新王者フェルナンド・モンティエルが観戦する中、2回、ドミンゲスのワンツーでソトは腰が砕けるピンチ。しかし、このラウンド以外は王者に危ないシーンはなく、コンスタントなプレスでポイントを挙げる。中盤ドミンゲスは左マブタをカットし、鮮血が流れる。それでも最後まで抵抗を続け、大方の予想(ソトのストップ勝ち)を覆した。スコアは118-110が2者に117-112でソトの勝ち。
 勝利は文句ないものの、ややインパクトに欠ける内容に、試合後のソト(52勝32KO7敗2分)に笑顔はなかった。ドミンゲスは31勝19KO6敗2分。

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