2010年5月14日金曜日

世界チャンピオン会発足 19日にファン感謝祭


 世界チャンピオン会が発足し、19日後楽園ホールのファン感謝イベント(入場無料)に40人近い現元チャンピオンが参加することが明らかになった。14日、ガッツ石松・世界チャンピオン会会長らおなじみの7人の元王者が出席して記者発表を開き、前景気を盛り上げていた。
 世界チャンピオン会は自身元世界王者でもある大橋秀行・日本プロボクシング協会会長の発案で、協会内の組織としてスタートすることになったもの。会長を受諾したガッツ石松さん(元世界ライト級王者)は、「たくさんの世界チャンピオンが一堂に会し、世のため人のため、ボクシング界に貢献できることはないかと模索し、このチャンピオン会を設立しました」と語った。野球の「名球会」のボクシング版のように、チャリティー活動を通じて、社会貢献をしたいと意欲満々だ。この会には引退王者はもちろん、現役選手でも世界王者経験者なら会員となる資格がある。中島成雄・事務局長(元世界L・フライ級王者)によると、会則も作り、故人や海外に帰国したチャンピオンを除く61名のほとんどが入会するという。
 19日は48年前(1952年)のこの日、白井義男がフライ級で日本人初の世界チャンピオンとなった記念すべき日で、いつの頃からか「ボクシングの日」と呼ばれるようになった。今回のファン感謝祭は夕方5時からスタートし、元世界王者らが参加して、トークショーやキッズ対象のボクシング教室、エアーボクシング、女子のスパー等、協会が特に力を入れて取り組んでいる項目をイベントに盛り込んでいる。さらには公式試合も新人王、ヘビー級それぞれ1試合を予定している。
「初めての試みですが、今回だけでなく、長く続けられるようにしたい」と、実行委員長のセレス小林さん(元世界S・フライ級王者)。19日のイベントには、亀田兄弟、内藤大助、坂田健史らのフライ級ライバルも参加するという。
 当日の入場は無料だが、整理券が必要だが、東日本ボクシング協会のホームページから、参加申し込みフォームをプリントアウトして記入し、これを持参すれば入場OKだそうだ。
 写真は記者会見に出席した左から平仲信明、中島成雄、具志堅用高、ガッツ石松、大橋秀行、飯田覚士、セレス小林の世界チャンピオン会メンバー

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