2010年3月30日火曜日

“沖縄の後楽園ホール”ラスト・ファイト

 琉球ジム主催の試合が28日沖縄市のテルヤダイヤモンドホールで行われ、メインのS・フライ級8回戦では、沖縄の小型タイソン・小谷将寿(琉球)がタイのノーランカー、ファーサンハン・シットサイトーンを圧倒して、2回15秒TKO勝ち。アマチュア(沖縄尚学高校)の九州チャンピオンになったこともあるホープはこれで7勝6KO1敗。
 他の8回戦でも、S・フライ級の池原龍次がゴンタワット・シットサイトーンに判定勝ち、フライ級屋富祖裕信がワッチャラポン・ギャットプラポットに3回2分11秒TKO勝ちと、いずれも琉球ジムの選手がタイ選手を制している。
 ところで、会場のテルヤダイヤモンドホールはキャパ700名(この日の観客は600名)と小規模のボクシング興行を行うには手ごろなスペースで、“沖縄の後楽園ホール”ともいうべき便利な会場だった。しかし建物が身売りされることになり、新しい買い手がボクシングの試合会場に貸し出すかどうか不明のため、「一応この日の興行が最後」(仲井間重次・琉球ジム会長)となった。

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