27日(現地時間)ラスベガスで行われたWBA世界スーパー・ライト級暫定タイトルマッチは王者マルコス・マイダーナ(アルゼンチン)が挑戦者ビクトル・カヨ(ドミニカ共和国)に6回KO勝ちでベルトを守った。
2回終了ゴングと同時にマイダーナが放った左でカヨがダウン。挑戦者にはやや不運だったが、カウントが入る。しかしカヨはハードパンチャー、マイダーナに臆するところなく立ち向かい、3,4回と連打で追い込む場面をつくる。だが6回、アルゼンチン人が強打をかざしてプレスをかけると、守勢を強いられ、痛烈な右ボディーを食らってダウン。そのままカウントアウトされた。KOタイムは1分38秒。
暫定王座の2度目の防衛に成功したマイダーナは28勝27KO1敗。初黒星のカヨは24勝15KO1敗。
同じリングのIBF世界ライト級王座決定戦は昨年11月の試合に続く再戦。体重オーバーの常習犯ジョアン・グスマン(ドミニカ共和国)が計量で何とリミット9ポンド超の失態。しかし試合ではアリ・フネカ(南アフリカ)から6回にダウンを奪って2-1ながら判定勝ち。王座は空位のままとなった。
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