2010年3月29日月曜日

リナレス再起戦は2-0判定勝ち

 ショッキングな敗戦から5ヵ月。前WBA世界スーパー・フェザー級王者ホルへ・リナレス(帝拳)が母国カラカス近郊ラ・グアイラのリングに登場し、フランシスコ・ロレンソ(ドミニカ共和国)にノンタイトル10回戦で判定勝ちを収めた。
 試合は全般的にリナレス・ペースで進んだが、38歳のベテラン、ロレンソが毎回のように重厚なプレスをかけて抵抗し、楽なものではなかった。それでもリナレスは5、7回に攻勢をかけ、97-93,97-94,95-95のマジョリティー・デシジョンで再起を飾った。
 試合後、地元メディアにリナレスは「ファンはノックアウトをいつも期待するけど、キャンバスが柔らかく段差があって自分のボクシングが出来なかった。でも問題なく勝ったと思う。ファンの前で、前向きにキャリアが進行できることと再度世界タイトルが獲れることを実証できた」と語っている。 

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