23日夜、後楽園ホールで行われたウェルター級10回戦は前日本王者の沼田康司(トクホン真闘)が同級10位出田裕一(ヨネクラ)に8回1分41秒TKO勝ち。久しぶりの勝利を飾った。
序盤の沼田は手数が少なく、これに乗じて出田がジャブ、ストレートでポイントを集めた。ベルトを失った中川戦を思い出させるような展開だったが、沼田は5回からプレスを強化。ショートカウンターをこつこつと決めて出田に鼻血を出させると、迎えた8回、ボディー攻めから上への左フックが爆発。効かされた出田も果敢に打ち合ったが、これが裏目と出て、再度左フックを直撃されてダウン。同時に福地主審が試合をストップした。
「全然ダメです」と反省の弁が出た沼田だが、今回は08年9月山口裕司戦以来の白星。「中川戦と違って相手を誘った。ナサレノ戦より後ろ加重で構えて戦った」と連敗で得た教訓を生かしてのカムバックだった。沼田は16勝11KO4敗1分。出田は初黒星(12勝7KO)。
またメイン格で行われたライト級8回戦で波乱。日本S・ライト級3位まで上がったサウスポー、方波見吉隆(伴流)がノーランカー荒井遼晴(角海老宝石)に3-0判定負けを喫した。方波見は独特の“ハメド・スタイル”で荒井に強打を振るったが、荒井の右ストレートでのけぞらされるなど苦闘。6回にこれでダウンを奪われ、接戦を落とした。スコアは77-76が2者に77-75。
もうひとつの8回戦は、ピューマ渡久地ジムの神谷優季が笠井康(高崎)に判定勝ちした。
序盤の沼田は手数が少なく、これに乗じて出田がジャブ、ストレートでポイントを集めた。ベルトを失った中川戦を思い出させるような展開だったが、沼田は5回からプレスを強化。ショートカウンターをこつこつと決めて出田に鼻血を出させると、迎えた8回、ボディー攻めから上への左フックが爆発。効かされた出田も果敢に打ち合ったが、これが裏目と出て、再度左フックを直撃されてダウン。同時に福地主審が試合をストップした。
「全然ダメです」と反省の弁が出た沼田だが、今回は08年9月山口裕司戦以来の白星。「中川戦と違って相手を誘った。ナサレノ戦より後ろ加重で構えて戦った」と連敗で得た教訓を生かしてのカムバックだった。沼田は16勝11KO4敗1分。出田は初黒星(12勝7KO)。
またメイン格で行われたライト級8回戦で波乱。日本S・ライト級3位まで上がったサウスポー、方波見吉隆(伴流)がノーランカー荒井遼晴(角海老宝石)に3-0判定負けを喫した。方波見は独特の“ハメド・スタイル”で荒井に強打を振るったが、荒井の右ストレートでのけぞらされるなど苦闘。6回にこれでダウンを奪われ、接戦を落とした。スコアは77-76が2者に77-75。
もうひとつの8回戦は、ピューマ渡久地ジムの神谷優季が笠井康(高崎)に判定勝ちした。
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