2009年11月28日土曜日

石田がロス合宿


 WBA世界S・ウェルター級暫定王者・石田順裕(金沢)が先週から恒例のロサンゼルス特訓を行っている。ダウンタウン、リトル東京に宿泊し、メイウッド・ジムを往復する毎日。ジムの後輩、渡部伊予守雅之が同行している。
 これまで何度もロスで修行している石田。ベルトを巻いても貪欲な姿勢は変わらない。「スパーリング中心。日本だったら相手がいないし、(対戦者に)似た選手を見つけるのはもっと大変。その点こちらはボクシングだけに集中できる環境だから充実しています」
 初防衛戦は12月29日。相手にはオネイ・バルデス(コロンビア)が挙がっている。「うまくまとまった選手。パンチもありそうなので警戒している」と石田。勝てば、いよいよ正規王者昇格をかけて、新チャンピオン、ユーリ・フォアマンとの一騎打ちを目指す。現地到着後、1週間ほどで50ラウンドを越えるスパーリングを消化。来月帰国までに「優に100ラウンドは超える」(石田)と発言どおり充実した日々を送る。(三浦勝夫)

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