カナダのケベックで28日(現地時間)行われたIBF世界S・ミドル級タイトルマッチは、王者ルシエン・ブテ(ルーマニア)が1位リブラド・アンドラーデ(メキシコ)を強烈KOで返り討ちし、王座防衛に成功した。
因縁の再戦。昨年10月の初戦はブテが判定勝ちしたものの、最終回終了2秒前に強烈なダウンを奪われ、ゴングで救われたことから試合後大きな論議を呼んだ。これがこの日の再戦につながったのだが、今回は文句なしのチャンピオンの防衛。4回に左でアンドラーデをダウンさせると、すかさずボディーへの攻撃で2分57秒KOに持ち込んだ。カナダのプロモーターと契約するルーマニア人ブテ()はこれで25勝20KO不敗。アンドラーデは28勝20KO3敗。
同じリングで行われたIBF世界ライト級王座決定戦は、元1階級下のWBO王者ホアン・グスマン(ドミニカ)が意外にもアリ・フネカ(南アフリカ)と12回を戦ってドロー。王座は空位のままとなっている。
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