2009年10月26日月曜日

いよいよ東日本新人王決勝戦


 11月3日(祝)に迫った第66回東日本新人王決勝戦の発表会が26日、後楽園飯店で行われた=写真=。「チャンピオンへの登竜門」と言われる新人王トーナメントも8ヵ月にわたる戦いを経て、いよいよ大詰めである。
 実施12階級中、何と5階級で決勝進出者を送り込むのが角海老宝石ジム。過去に横浜光ジムが4人の東日本優勝者を同時に出した例があるが、角海老勢は果たして何人優勝することができるか。また決勝には新日本カスガジム(長野県)の相馬ホタカ、新日本仙台ジム(宮城県)の菊地祐輔、TI山形ジム(山形県)の健太郎マイモンコンプロモーションなど、首都圏以外の選手も勝ち残っている。特にS・フェザー級の健太郎マイモンコンプロモーションは変わったリングネームのみならず3連続KO中と勢いに乗るサウスポー。同じ左構えのS・ライト級菊地も準決勝をきれいなKO(TKO)で制した。ミドル級の胡朋宏(横浜光)は神戸国際高校時代に国体で優勝した経歴の持ち主。強打とテクニックを併せ持った重量級だ。
 なお、東日本優勝者は東軍代表として12月20日の「全日本新人王決定戦」に進む(西軍代表決定戦は11月14日・名古屋で)。
 以下は東日本決勝の組み合わせ(ライト、ミドル級のみ4回戦。ほかは5回戦)。
ミニマム級 鈴木翔(6勝1敗1分=角海老宝石)-三田村拓也(4勝1KO=ワールドS)
L・フライ級 前田健太(5勝1KO=角海老宝石)-加藤研二(4勝1KO4敗1分=野口)
フライ級 塩澤直紀(5勝2KO2敗1分=角海老宝石)-時松友二(5勝=熊谷コサカ)
S・フライ級 渡邉秀行(4勝4KO2敗1分=W日立)-野崎雅光(6勝4KO2敗=八王子中屋)
バンタム級 森島勇治(5勝3KO1敗=大橋)-益田健太郎(7勝6KO3敗=新日本木村)
S・バンタム級 鳥本大志(6勝2敗2分=角海老宝石)-長井一(7勝2KO2敗1分=ワタナベ)
フェザー級 緒方勇希(7勝2KO1分=角海老宝石)-今関佑介(5勝6敗1分=花形)
S・フェザー級 健太郎マイモンコンプロモーション(7勝3KO2敗=TI山形)-石川昇吾(5勝=新日本木村)
ライト級 有馬啓祐(4勝3敗=協栄)-今井信成(3勝2KO1敗2分=ワタナベ)
S・ライト級 菊地祐輔(4勝1KO1敗=新日本仙台)-相馬ホタカ(5勝3KO2敗=新日本カスガ)
ウェルター級 清水友輔(4勝3KO=マーべラス)-新藤寛之(5勝1KO1敗=宮田)
ミドル級 胡朋宏(3勝3KO=横浜光)-加藤大樹(5勝2KO=宮田)

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