メキシコの独立記念日を祝う興行が15日(現地時間)同国2ヵ所で行われた。
その一つ、プエブラではWBC世界L・フライ級王者エドガル・ソーサ(メキシコ)がオマール“パストール”ソト(プエルトリコ)を迎えて大台の10度目の防衛戦に臨んだ。
序盤、この一戦が2度目の世界戦となるソトがスピードに乗ったブローでソーサを苦しめる。4回終了時の(公開)スコアは2-1で挑戦者がリード。だが地元ファンの声援を背にする王者は回転の速いパンチを上下へ打ち分けてペースを奪回。6回、ソーサの右ストレートでソトがコーナーに崩れると、ドラキュリッヂ主審はそのまま試合ストップを宣した。TKOタイムは2分30秒。いきなりノーカウントでのストップは地元関係者からも「早過ぎる!」との声が多かったが・・・。
体重苦も噂されるソーサだが、このクラスの防衛記録更新に意欲的。今年中に11度目の防衛戦のリングに上がりたいと語っている。
同じリングでは次期チャンピオンの呼び声が高いサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ、19歳)が保持するベルトの一つWBCユース・ウェルター級王座の防衛戦。すでに世界王者級の話題と注目を集めるアルバレスが相手のカルロス・エレラ(アルゼンチン)を右一撃で倒し、初回2分46秒KO勝ち。アルバレスの公式戦績は34勝25KO1分。試合後はラファエル・メンドサ・ビジネスマネジャーもリングに上がり、しきりにアルバレスの強さを吹聴していた。
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