24日夜、後楽園ホールでは日本バンタム級5位の臼井欽士郎(横浜光)がタイ同級王者ガーオナー・チューワッタナに8回3-0判定勝ちした。
これが大場浩平戦(判定負け)以来の再起戦となる臼井(29歳)は左ボディーと右カウンターを軸に試合をリード。しかし46戦目(24勝19KO18敗3分)のベテラン、ガーオナーも打たれ強さを発揮して粘る。臼井はクリーンヒットを決めるもコンビネーションにつなげるまでは至らず、終盤はしぶとく反撃するガーオナーにやや手を焼き、試合終了のゴング。スコアは79-74、79-75、78-75だった。臼井の戦績は18勝8KO2敗。
また、この日は臼井-ガーオナー戦のほかにも8回戦が5試合行われた。
日本フライ級5位の池原繁尊(横浜光)は韓国の鄭眞綺に5回40秒KO勝ち。右スイングとボディー攻勢で鄭を痛めつけ、5回開始早々に左へ回る鄭をまたも右フックでとらえて倒したもの。こちらも4月の清水智信戦(負傷ドロー)以来となる再起を飾った。18勝14KO1敗2分。
日本S・フライ級4位のホープ、赤穂亮(横浜光)はタイのジョッキーレック・シッスーイを3回にボディーで倒してTKO勝ち。13勝7KO1分と無敗をキープした。
日本ミドル級のランカー対決となった田中徹(9位=横浜光)対中堀剛(7位=本多)戦は中堀が5回TKO勝ち。バテ気味の田中を連打で攻めてダウンさせると同時にストップがかかったもの。
ほか、フライ級の松信俊一(大橋)対大嶽正史(石橋)戦は引き分け。渥美博文(横浜光)対越田茂実(青木)戦は渥美の判定勝ち。
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